ほぼ初めて自宅でボードゲーム会をした。メンバーは以前と同じくuta, fukeshanの二人。
以前買ってまだプレイできてないゲームをすることにする。とりあえず割と楽そうなFinca、当日の深夜〜明け方まで必死にシール貼ったり準備したエルグランデ、utaの持ってきてくれた麻雀の三つをプレイ。
Finca
ジョーコデルモンドさんのところのレビューで結構高い評価をもらっていたので期待してプレイ*1。
ルールは非常にわかりやすい。プレイヤーは風車に円形に置かれたタイルを時計回りに回りながら六種類の作物を取るか*2、取得した果物を島の地域へ配達してタイルを取る。このタイルが勝利点となる。
このゲームの少し注意しなければならない点は、ロバの荷車や果物のトークンがなくなった場合、それらのトークンを持っている人はそれらをすべて全体ストックに戻さなければならない点である。つまり作物を独占して他のプレイヤーのタイル取得を邪魔することはできないし、それどころか下手に大量に持っていると誰かがストックを切らせた瞬間にすべてがなくなってしまう。この制約は一見不条理に見えるのだが、これがあるおかげで妙に回転の速いゲームデザインになっている。実際にはプレイ中トークンが切れることは一度もなかったが、それでもトークンがあとゼロ個になることはあったので、四人でする場合は十分発生しうると思う。
プレイ結果はどうなったかというと、ルールを完全に把握しており、特殊アクションをゲーム開始時からバンバン使ってリードを広げていったden8が大人げなく勝利した。なぜこんなに経過描写がおざなりかというと正直あんまりおもしろくなかったからである。このゲーム、??マークのタイル(任意の作物一種類でいいタイル)があるせいで、もし思っていたタイルを他のプレイヤーに取られても容易にリカバリーが効くため、先にタイルを取られたことによる痛さが薄いのだ。そのため非常に他人に依存するゲームのはずがなぜかソロプレイ感の強いプレイになってしまった。また風車を回ることによる読み合いも今回はなぜか薄かった。総じてそれほどおもしろくなかったと言える。他の二人の感想がどうだったかを聞くのを忘れていたが、勝ってもそれほどおもしろくないゲームは負けてもおもしろくないだろうと思う。
三人麻雀一回目
二人が頭を使って疲れたと言うので休憩をかねて三麻をする。
麻雀はウェブ麻雀などである程度親しんでいるのだが、三麻だけはあまりやったことがない。前回もutaにボコボコにされたのだが今回もひどかった。かろうじて焼き鳥は免れたものの、1位uta, 2位fukeshan, 3位den8となり点棒も一万ちょっとしかなかった気がする。
エルグランデ
体力が回復したようなので本日のメインであるエルグランデをプレイ。
このゲーム、言語依存が薄そうだと勝手に判断して気軽に買ってしまったのだが、使用するカードが思いっきりドイツ語で書かれており非常に言語依存の高いゲームだった。幸い和訳シールが多数公開されていたのでこれを貼り付けていったのだがこれが非常に重労働で、印刷から切断、貼り付けまでを含めて結局当日の四時から七時までかかってしまった。
そんなこんなで何とかプレイし始めた。こちらはルールをまったく読んでおらず、確認しながらプレイをし始めたのだが正直最初読み始めたときはその文量に辟易した。結構小さな文字でしかもページが多いのである。
しかし、プレイしてみると非常にわかりやすいルールだと気づかされた。少なくとも私にとってはルールがまとまっており理解しやすく、プレイ終盤ではルールを確認する必要はほとんどなかった。
内容も非常におもしろく、最初に独走したutaを追ってden8とfukeshanががんばったのだが、初期リードの差はいかんともしがたく結局三点差で負けてしまった。しかし、今までやった中でもトップクラスのおもしろさで私の中ではドミニオン、アグリコラよりも一度目の楽しさでは上回った。さすがドイツゲーム大賞を取っただけのことはある傑作である。正直書きたいことはまだまだあるのだが、それは後日改めてエルグランデ専用にページを割いて書くことにする。
三人麻雀二回目
夕食の時間だったがみんな腹が空いていないというのでもう一度三麻をすることに。
が、二回目も先ほどと同じく危うく焼き鳥にされかけた。順位も全く同じで今回もふがいない結果になってしまった。
三麻をリアルでしたのは十回足らずなのだが、最下位率が75%を超えており著しく弱いことがわかる。四人麻雀ではそこそこの順位になれるので、三麻が特に苦手だと言うことだろう。これを克服するために今後はウェブ麻雀で三麻も練習していこうと思う。
