自分を形作った授業・本・言葉

より影響を与えた順に書きたいが、現状未ソート

  • ゲーム理論の話(ナッシュ均衡)
  • 性善説 (井戸端で遊んでいる赤ちゃんが落ちそうになったら、どんな悪人もそれを反射的には助けようとする)
  • 同じ目的を持つ者同士で意見が衝突する場合、両者が性善であるという仮定のもとであれば、コンフリクトの原因は情報の非対称性にある。情報の平滑化さえしてしまえば、同じ結論に至る
  • ファクトフルネス - より冷静で科学的な目で物事を見る方法を学んだ、というより、人間の考え方のクセとそれが何に由来しているのか(つまりダーウィン学的な自然淘汰によって発生したが、社会の変化が人間の淘汰の速度より早くて最適化が追いついていない。つまり原始人時代に優勢だった特質が現代では足を引っ張っている)というのがわかったのがとてもよかった

高専代数学(4年?5年?)

わかりやすく説明するなら、1+1がなぜ2になるのかを説明してくれる授業だった。 20年来の数学の疑問が解けて、僕の人生がとても豊かになった。

なんの仕事や生活への成果につながってもない、完全に道楽で行き詰まりどん詰まりの活用できていない授業なんだけど、僕が受けた授業の中で最高の授業だった。

高専の哲学(4年?)

今も覚えているのが、言葉(概念)とはどういうものか。それは、真っ白の紙にひかれた境界で形作られる領域で、その中が言葉になる。 waveが波・津波・さざなみなど文化によって細分化されているかどうかはこの線が多く引かれているかどうかということになる。

これも、5年以上経って、僕のオブジェクト指向やプログラミングのプラクティスの基礎になっている。

高専の法学(4年?)

これは結構具体的に役に立っている。といっても、コーポレートエンジニアリングやHRっぽいことや対外交渉・規約チェックなどをし始めたここ2,3年。 でも、それ以前から考え方としては自分の大切な一部になっていた。

強行規定と任意規定の違いは?それぞれの具体例と判別方法 | GMOサインブログ

この辺りとか。法律は道徳を規定しない、などはこのタイミングではなかったが、そもそもそうやって注意して法律を見るようになったきっかけはこの授業だった気がする。

放送大学 来期履修候補

基盤科目

前期でいきなり専門科目を受けることが難易度を挙げている可能性に思い至ったので、基盤科目と導入科目をちゃんと受けてみることを検討中。

基盤科目 | 大学(教養学部教養学科) | 授業科目案内 | 放送大学

  • 問題解決の進め方(TV)
    • 基礎的かもしれないが、割と好きな分野
  • 自然科学はじめの一歩(ラジオ)
    • 面白そうだが、やや基本的すぎるか
  • 社会と産業の倫理(ラジオ)
    • 僕の課題である哲学に近い授業。苦しいが受ける価値があるかも
  • より良い思考の技法(TV)
  • 日本語リテラシー(TV)
    • 論理的でわかりやすい文章を書くやり方、とでもいうべき授業
  • 日本語アカデミックライティング(TV)
    • 上の発展型とも言えそうな内容だが、論文を出すわけでもないのでここまでは不要?

コース科目 人間と文化コース | 大学(教養学部教養学科) | 授業科目案内 | 放送大学

導入科目

  • 哲学・思想を今考える(ラジオ)
    • 親しみはまったくないが、まあ良いかも
  • 西洋哲学の根源(ラジオ)
    • こちらのほうがやってきたことには近いかな
  • 日本語学入門 (TV)
    • 「日本語の特質を学問的に解明する」面白そう
  • 多文化共生のコミュニケーション(ラジオ)
    • 基本興味ない。奇貨系の授業
  • 心理学概論(TV)
    • 組織(チーム)の擬人化、捉え方の人間化と関連して、その組織自体をanalysisするという意味で心理学はプラスになるかも

専門科目

以下は一旦タイトルぐらいしか見てない

  • 文学・芸術・武道にみる日本文化
  • 原初から/への思索
  • 日本美術史の近代とその外部
  • 舞台芸術の魅力
  • 中国と東部ユーラシアの歴史
  • 韓国朝鮮の歴史と文化
  • アメリカ史:世界史の中で考える
  • 都市から見るヨーロッパ史
  • 近現代ヨーロッパの歴史
  • 言語研究法
  • 博物館展示論
  • 学習・言語心理学

総合科目

  • 時間を究める
  • 色を探究する

2024年4-9月期 放送大学中間試験(通信指導) 雑記

一つ前の期から入学したので、2期目になる。 全期に受講した授業は1つだけ( 西洋芸術の歴史と理論(’16)|放送大学 )だったが、今期は3つ受講した。 一旦通信指導が終わったので、感想と所感を書いておく。

博物館概論(’23)|放送大学

かなり簡単だった。たぶん他の授業の基礎となる科目であることが大きいかなと思う。 あとそもそも博物館(美術館)へ一定の親しみ、理解があるのでeasyというのもあるかな(simple mades easyの意味のeasy)。

アメリカの芸術と文化(’19)|放送大学

めちゃくちゃおもしろかった。内容自体が文化史、それもアメリカのポピュラー文化であるので親しみがあるのだけど、 授業がちゃんと放送という方式を活かしているのが面白い。 映画や音楽などがバンバン流れる。大衆文化の背後のアメリカの生の生活、それもNYやLAなどの都会ではない、田舎の普通の人が見えるのが良い。 超おすすめ。主任講師(宮本陽一郎)も超いかしている。

西洋の美学・美術史(’24)|放送大学

今期の問題作。アホほど難しい。 前期の西洋芸術の歴史と理論(’16)|放送大学もそうだったけど、基本的に芸術の歴史を勉強しに行ったら美術の背後にある哲学の授業だったパターンその2。まあでもより知りたいことの本質はこっちといえばこっちなので間違っていない。 間違っていないのはいいんだけど、難しい。前期でプラトンアリストテレスなどをおさえたから理解できるかと思いきや、全然わからない。 カントやらなんやらの近現代の哲学者やその意見もバンバン出てくる。この辺りはまったく前提知識もないので苦戦した。何度も動画を巻き戻したり、時には同じ動画を頭から2,3回見た。 けど、まあ確かにぼんやり美学というものの成立過程、美術に対して人類がどう向き合ってきたかがぼんやりわかった気はする。

なんというか、この方面(哲学)は今後も創作の上で避けられない気がするので、来期はもうちょっと初歩的な授業を一つ受けてみたほうが良いかも知れない。基礎を飛ばして応用みたいなことをやっている気がするため。

2024年4-9月期 放送大学中間試験(通信指導) 雑記

一つ前の期から入学したので、2期目になる。 全期に受講した授業は1つだけ( 西洋芸術の歴史と理論(’16)|放送大学 )だったが、今期は3つ受講した。 一旦通信指導が終わったので、感想と所感を書いておく。

博物館概論(’23)|放送大学

かなり簡単だった。たぶん他の授業の基礎となる科目であることが大きいかなと思う。 あとそもそも博物館(美術館)へ一定の親しみ、理解があるのでeasyというのもあるかな(simple mades easyの意味のeasy)。

アメリカの芸術と文化(’19)|放送大学

めちゃくちゃおもしろかった。内容自体が文化史、それもアメリカのポピュラー文化であるので親しみがあるのだけど、 授業がちゃんと放送という方式を活かしているのが面白い。 映画や音楽などがバンバン流れる。大衆文化の背後のアメリカの生の生活、それもNYやLAなどの都会ではない、田舎の普通の人が見えるのが良い。 超おすすめ。主任講師(宮本陽一郎)も超いかしている。

西洋の美学・美術史(’24)|放送大学

今期の問題作。アホほど難しい。 前期の西洋芸術の歴史と理論(’16)|放送大学もそうだったけど、基本的に芸術の歴史を勉強しに行ったら美術の背後にある哲学の授業だったパターンその2。まあでもより知りたいことの本質はこっちといえばこっちなので間違っていない。 間違っていないのはいいんだけど、難しい。前期でプラトンアリストテレスなどをおさえたから理解できるかと思いきや、全然わからない。 カントやらなんやらの近現代の哲学者やその意見もバンバン出てくる。この辺りはまったく前提知識もないので苦戦した。何度も動画を巻き戻したり、時には同じ動画を頭から2,3回見た。 けど、まあ確かにぼんやり美学というものの成立過程、美術に対して人類がどう向き合ってきたかがぼんやりわかった気はする。

なんというか、この方面(哲学)は今後も創作の上で避けられない気がするので、来期はもうちょっと初歩的な授業を一つ受けてみたほうが良いかも知れない。基礎を飛ばして応用みたいなことをやっている気がするため。

僕が議論中に「違和感ないです」と鳴くとき

今日、MTGをしていてこちらの同意を伝えるときに「違和感ないです」と言っていた。 考えてみるとかなり独特な表現だなと思い、初対面の人に同意であると伝わるか不安に感じて「同意の意味です」と慌てて付け加えた。

ただ、こちらの同意を違和感がない、と表現しているのにはちゃんと理由がある。

1年以上前、当時のメンティーと次のように話していた。

人間の意見はしばしば衝突する。
ただ、その原因のほとんどは各々の持っている情報の不均衡が原因であることが多い。
よくあるのが別のチームに所属する2人の意見的対立だけど、これはA氏はある手段の工数はかなり少ないと思っているが、実際にやったことがあるB氏はそんなに簡単でないことを知っている、などのパターンだ。
で、僕が入る会社は多くの人が聡明で人間もできているので、この情報の不均衡を修正して全員がすべての情報を持っている状態にすれば全員が同じ結論に行き着く。
言い換えると、情報の処理プロセッサーが優秀で正確なので、インプット(情報)さえ正しければアウトプット(結論)は同じになる、と表現できる。

なので、「入力データ(情報)、あなたの処理プロセッサー、アウトプット(結論)に疑問はないです」と思ったとき、僕はその処理系に「違和感ないです」と鳴くわけだ。

転職ドラフトの体験がすごくいいよ、という話

読み飛ばしていいまえがき

この記事は 転職ドラフト体験談投稿キャンペーン|転職ドラフトReport を見て、ちょっと美味いもの食うか、と思って書いた記事です。 なんですが、記事書いている時点でまだ転職活動が終わっていなくて、

記事は転職ドラフトでご転職の企業への内定承諾日より180日以内に該当フォームから応募されたものに限ります。過去の記事のコピーなどは認められません。

を満たしていないことが書き始めようとした時点で気づきました。 が、まあ転ドラの体験が2度ともとても良かったのでリブセンスさんには感謝しているし1、久しぶりに軽いアウトプットしたい気分だったので書きます2

なので、 こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加してい ません

私の転職ドラフト利用歴

僕の転ドラ利用歴を書くと、転ドラで転職2回しています(1個は現在進行中)。 最初は2019年の2回目の転職のときに利用しました。たしか導線はtwitterのPRだったと思います。そのときは転ドラ経由で入社を決めて、今2024年の3回目の転職活動も転ドラを使っています(今面談面接進行中)。

転ドラ、何がいいか

早速推しポイントを語っていきます。

年収の決め方の公平さ

僕の最初の転職はgreenやforkwellなどを使いながら結局GitHubのメールアドレスにDMで来た企業へ入社を決めました。 その企業に決めたこと自体はとても良かったのですが、年収の決め方は今考えるととても残念でした。 こういうときに起きうる不幸が自分を安売りしてしまうことです。 特に最初の転職は本当に自分を採用してくれる企業があるのか不安なので、希望より下の年収を言いがちです。企業側としてはハイスキルな人が来てくれるならどれだけ安くても構わないと考えるところが多いので3、普通に適正年収から百万単位で低い年収になるケースがザラにあります。

僕の場合、後に転ドラを使って当時の自分がどれくらいで入札されるか見てみたところ、やっぱり100万円ぐらいは差があったなあと思いました。

転ドラの場合、複数の企業があなたをこれぐらいの年収で雇用したい、と向こうから提示してくれます。なので、自分を過度に安売りするリスクが低いです。これは転ドラのコアアイデアであり、他の転職サイトにない、非常に優れた仕組みだと思います。

年収についてもちっと書くと、僕は必ずしも高い年収がよいと思っているわけではありません。当然、働く場所が自分にあっているか、事業内容や企業理念・文化がマッチしているかなども人によっては年収より重要ですし4、また自分の成長機会を求めて低い年収でスタートアップに行く、というのもいいと思います。僕の最初の転職はだいたいそういうものでした。 ただ、明確なトレードオフもなく買い叩かれにいくのは反対です。 というのは、年収、言い換えると企業側の社員への投資は期待値でもあるためです。低い年収で買い叩かれるということは、面白い仕事が回ってきづらくなります。重要な役割や大きな意思決定も任せてもらいにくくなります。そういうふうに働きたい、というのでなければ避けたほうが無難です。

選ぶのではなく選ばれることの楽さ

やったことがある人なら分かると思いますが、転職活動はめちゃくちゃ大変です。僕は転職エージェントを使ったことがないのでその場合はわかりませんが、linkedinやgreen-japan, forkwell, マイナビなどの一般的な転職サイトの場合、自分が合いそうな企業を探したり、自分の経歴を見て声をかけてきた企業を無限にフィルタリングする必要があります。これがとても大変です。相手も人間なので断るにしても失礼にならないようにする必要があります。 また、それらを働きながらやる場合は日中仕事をして夜間や休日そういった作業をやる必要があります。とても疲れますし、同僚や会社にいわずに転職活動をしている場合は後ろめたい気持ちもあり心理的に疲弊します。 自分にピッタリの企業があるんじゃないか、もしくは数多の企業内から最良の企業を選びたい、といった心理状況に陥っていると、際限なく時間がかかり、どんどん疲弊していきます。そうなるとどうなるかというと、疲れて早く楽になりたい、という気持ちになり、雑に入る企業を選んだり、逆に転職を諦めてしまいます。

転ドラの場合、向こうがこちらの経歴・レジュメを見て、よさそうだと思ったときに入札してくれます。 これにはいい点がいくつもあります。

1つは企業選びで無限に時間が取られない点です。上記のような終わりのない疲弊を避けられます。

もう1つは、自分では気づいていないけど実はあっている企業や高く評価されるポイントなどが見つかる点です。僕の2回の転ドラ経験で指名を承諾した企業のうち、事前に知っていた企業は半分だけでした。

最後の点は、応募してみたら実は企業側がすでにそのポジションを募集していなくて、能力如何にかかわらず落とされる、という不幸がない点です。これについてちょっと補足します。マイナビやgreen-japanのような募集サイトの記述ですが、企業側が常にアップデートしているかというと必ずしもそんなことはありません。半年・一年ほったらかしで実は内部的にはもう募集していない、もしくは書いた時は緊急性が高かったけど今はそうでもない、といったことが普通に起きています。 で、そんな募集に応募したらどうなるか。最初のやり取りで「今は募集していないんです、すみません」となるのは最も誠実でマシなパターンで、最悪の場合「もう募集していないけどよっぽどいい人物なら取るか」や「募集していないけど募集していないって言ったら怒られるから面接を形だけして落とそう」となるわけです。 このパターンが最悪なのは、自分の客観的な評価と自己評価がずれることです。例えば自分にKubernetesAWSについての確かな経験があり、募集要項にそれらの能力を持つ人を強く募集!と書いてあったとします。その状態で面接を受け、見えない内部事情により実力にかかわらず落とされたとしたら、自分の実力が足りないのかと不安になります。あるいは企業側が不採用の理由として落とした本質ではない、揚げ足取りのような理由を伝えてくるかもしれません。そうなると自分の実力を誤認するわけです。 この点、転ドラは今必要な人材を毎月指名する形になるので、空募集だった、ということはほぼありえません。

雑なリクルートのストレスがない

greenやlinkedin、twitterあるいはfacebookのような媒体でDMにより声をかけられるのはありがたいこともありますが、転職ドラフトに比べて体験が劣ります。 なぜかというと、そういった接触はリクルーターやエージェント側がこちらのことを良く知りもせず乱発しているからです。多くの場合が、プログラミング言語やSRE、Kubernetesなどのキーワードだけを見て声をかけているわけですね。それでカジュアル面談してみると実はお互いがまったくマッチしていなかった、といったことがザラにあります。 また、テンプレートを使って乱発しているからか、こちらが誠実に返答しても先方が返答なしになったり、数日後にやっと返事が返ってくる、のような失礼な対応も多いです5

じゃあ転ドラはどうなのかと言うと、劇的にマシです。 まず、入札企業はこちら側の職務経歴書その他へ目を通しているため、あからさまにアンマッチな指名は行われません。一方で入札される側は非常に重要な要素である年収が入札時点でわかるため、フィルタリングが劇的に楽になります。 転ドラ上でもレジュメを良く確認せず一旦入札を多数行い、カジュ面・面接で大きく絞るようなことをしている企業がないかといえば、たぶんあります。 が、それ実は転ドラのサイト上で簡単にわかります。

2024年3月回参加企業一覧|転職ドラフト - ITエンジニアを競争入札

このページから各企業の過去の入札履歴がまるわかりなので、その企業の社員数と指名数を比べて極端に指名数が多い企業は注意したほうが良いです6

また、承諾率が極端に低い企業も指名された側の多くが指名理由や年収提示に納得していない → よくマッチングを精査していない、という可能性があります。

指名の透明性が高い

前述のグラフなどもそうですが、各種値を隠さず公開してくれるのは非常に信頼できます。 転職市場そのものが企業側と雇用者側で情報の非対称性があり、その気になれば企業側が買い叩くようなことができる関係上、この透明性の高さは非常に好感が持てます。 また、自分が何となく気になっている企業から指名がなかったとしても、その企業がその月まったく指名がないのか、あるいは自分の業種の指名が今月あったのかなかったのかなどがわかるので、自分の実力が足りなかったのか、それとも単に募集していなかったのかなどがわかります。

これも含め僕は転ドラの開発運営から一貫した誠実さ・正直さを感じるのですが、僕が今回の転職でも最初の手段として転ドラを選んだのはこの点が大きいです。

転ドラ、ここは良し悪し

直近何回かの結果を見ると、1名当たりの平均指名数は3前後です。実際には人気のあるエンジニアには多数の入札が入るので、中央値は2ぐらい、0の人もいるのではないかと思います。 あまり指名が少ないと比較もし辛いので、ある程度の入札はほしいところです。

余談

ここからは自分の経験からの推測ですが、ちゃんといい経験をしてきたのに入札が少ない人は転職ドラフト上で職務経歴や目標、野望などのところをちゃんと書いていないのだと思います。僕がこの企業いいなと思って指名を受諾した企業はみんなちゃんと僕のレジュメを読んでいました。あと、単純に量が書けていない = 判断に足るほどの解像度で書けていない、ということもありそうです。僕の場合、職務経歴書だけで2万文字ありました(多すぎるので、冒頭に重要なプロジェクトはこの3つです、と書いてあります)。 この他にも様々項目あるので企業側としてもかなり大変なはずですが、詳しく書いてある分にはその気になれば読み飛ばせるので、なるべく詳しく書いたほうが良いと思います。

転ドラ、ここがイマイチ

僕は転ドラこんなに推しているのに、利用者が拡大していないのが残念です。 僕はこの ①企業側から入札する ②年収の提示がある というのは唯一無二かつ圧倒的な強みだと思っています。なので転職サービスの覇権を取りうるし、体験がいいので取ってほしいと思っていますが、参加人数を見てもいまいち伸びていません。 確かにいろいろ難しそうな点はあって、別種の2つのお客さんがマッチングする必要がある以上、企業側と雇用者側が足並み揃えて育つ必要がある(出ないとマッチング = 入社が増えない)のは、難しそうです。 あと、エンジニアのレジュメを見るのが大変そうなのもあります。募集要項をサイトに載せれば一旦待ちの姿勢でよい外の転職サイトと違い、転職ドラフトは企業のリクルーター自身が1人1人の潜在的な候補者を精査する必要があります。実際僕のレジュメなんてちゃんと読もうとすると30分はかかります。この辺、機械学習やAI技術を駆使してマッチング度みたいなのを推定できればいいのかもしれません。

まとめ

転ドラの良いところを語っていきました。 実際、僕の3度目の転職も転ドラ経由で決まりそうですし、個人的には転職を考えているすべてのエンジニアに使ってほしいと思っています。 現状の自分の市場価値を知るだけでも結構大きいので、転職を検討中のエンジニアはぜひ一度使ってみてください。指名禁止企業という機能を使えば特定企業から見えなくもできるので、現職にバレずに活動もできます。

メモ: この記事は3時間ぐらい書けて書きました。


  1. リブセンスの採用に真剣に応募しようか何度も考えるほどにはかなり好き
  2. 技術系のアウトプット、自分の専門領域なので間違いがないよう気をつける必要が増しており、最近筆が重くなりがち
  3. 実際には安く買い叩く行為は企業側にもデメリットが有るのですが、ここでは割愛
  4. 僕は事業内容や企業理念はあんまり気にしないタイプです。それらを軽視しているのではなく、運用が大事でつまり文化が最重要だと捉えています
  5. 実はこの記事を書くきっかけになったのがこれ。転ドラに比べてあまりに体験が悪すぎて、転ドラのほうがずっとよかったと書きたくなった
  6. 例えば、社員数50名の会社で入札を30人もしているとしたら、乱発気味の可能性が高い

久しぶりにスクラムしながら思ったこと

久しぶりにスクラムっぽい開発をしていて、感じたメリットを書いてみる

そもそもなぜスクラムマスター資格を持っている僕があえてスクラムをしばらくやっていなかったか

要約すると、スクラムの実行に限界を感じていたから。 具体的には、POとSMを置くことが僕の能力ではどうしてもできていなかった。 人員が常に不足する開発では、POSM設置への効果への疑念が常に付きまとう。 それが、自分の中でやるべきと確信できていれば進めることも可能だったかもしれないが、あまりに周りに成功事例がないこと、自分も成功体験が一切ないことなどからうまく進めることが出来なかった。

なので、いわゆるなんちゃってスクラムをやっている。 が、そのなんちゃってスクラムでも割とメリットあるなというのが本記事の主題。

なんちゃってスクラムをやる前

1ヶ月単位でのサイクルは作っていた。 その中で見積もりと今月これしようということはざっくり決めていた。

Issueは切るものの、それぞれの中のリファインメントはあまり集中的にはやっていなかった。 そのため、進めていく途中で新事実が発覚して、大きく見積もりがブレることも多かった。 また、そうやって月にやろうと決めていたことができないことがかなり、というかほとんどだったが、それに対する振り返りは行っていなかった。インフラという部署柄、割り込みがかなり多く、それがいいわけになってより深い振り返りを行っていなかったのはある。

なんちゃってスクラム再開後

1週間のスプリントで開発を回すようにした。 それで、バックログリファインメント、スプリントレビュー、レトロスペクティブ、プランニングをがっつりやるようにした。

まず変わったのは振り返り。 今まで外部要因があるからしょうがないよねといわば言い訳していたのを、きちんと要因を切り分けてKPTで分析するようにした。 正直ここは効果が半信半疑だった。というのは、僕自身はこの手のKPTが有意義に継続的に回ったことがないため。 が、メンバーの一人が外部の経験からKPTをリードすると今までと違うものが見えて、格段に良くなった。これで週次の改善がきちんと回るようになった。 いま時点でざっくり振り返ると、今まで僕がリードしたKPTがうまく機能しなかったのは、チーム内で協力してやるという意識が薄く個別主義的だったからではないかと思う。そうなると個々人の振り返りになり他人のProblemに意見を出したりTRYを出したりすることとが難しくなり、表面的になる。今のチームはチームの方向性が束ねられているからKPTが機能しやすい。それが現状に対する僕の解釈。

話を戻す。あと変わったのはリファインメント。 今までより格段にIssueの計画へ時間をかけるようになった。 今は1週間のうち、Issue記述と周辺調査に2~4時間程度かけている。 一見かけすぎのようにも思えるが、POがいるスクラムではPOがプロダクトバックログを四六時中いじっていることを考えれば、POのいない僕たちがその分Issue記述・調査に時間をかけるのはやむを得ない。 それに、それだけ時間をかけただけの効果を感じている。 この記事を書いたモチベーションはそこで、Issue記述へ週の活動のうち1/10もの時間を割いているが、そのおかげでスプリントゴールが達成できるようになってきた。それは結果だが、中身の実行も質が格段に上がっている。具体的には、事前に実行計画がかなり詳細に立つことで実行に集中することができ、結果的に総合的な工数が下がった。なぜなら、実行中に見つけたり発見した事実のために再計画する必要がなくなり、迷ったり調査したりの切り替えで時間ガロスすることがなくなったため。あとは、その発見によるリスケからの調整にかかる時間が少なくなったのとも大きい。 加えて、見逃せないのがタスクスケジューリングの点。 今までは調査と実行が事実上平行であったため、実行がどの濃度で必要か、どの程度連続してできるかの確度がかなり低かった。なので、スケジューリングしても発覚した事実で外部依頼が必要になり、スケジューリング通りに進まないということが多かった。 その結果としてスケジューリングがおざなりになり、外部依頼が必要なことが事前に予測可能なIssueをスプリントの後半にやってしまい、スプリントゴールが達成できない、ということが何度か発生した。 今は事前計画を細かくやっているため、予測可能性が飛躍的に上がった。それによりどのIssueで外部依頼が必要かもわかるようになったため、外部依頼が必要なものをスプリントの最初に日にしよう、といった判断が可能になった。また、依存関係のあるIssueなどもわかるようになったので、依存関係があるIssueは先に着手しよう、などのスケジューリングも可能になった。これらのおかげで、仕事の単位時間あたりのアウトプットは結構高まったように思う。