twitterとブログの使い分け方

twitterを代表する短文SNSと一つ一つの記事をしっかりと書くブログでは性質が全く違い、両者の使い方は基本的に競合しない。むしろ自分はtwitterを使えばブログの更新を容易にすることが出来ると考えている。
ブログの難しさ、特に技術系などで長文を書く場合、いかに文章をまとめるかが焦点になってくる。その際twitterは非常に効果的に使用することが可能だ。twitterはその場で思ったことを脈絡なしに書いていくことができるため、いわば箇条書きで必要なことを列挙していくことができる。例えばある複雑な技術系の記事を書きたい場合、以下のような順序で書くことにより効率的にクオリティの高い記事を書きやすくなる。

  1. twitterで関連しそうなすべての情報を片っ端から書いていく。その際文法や前後関係などは一切考慮しない。このときはスピードと言及忘れしないことを優先して他のことはすべて後に回す
  2. togetterで自分が書いたすべてのつぶやきをまとめておく(これは必須ではない)
  3. 列挙したつぶやきを見ながら文章をまとめる

これはいわば下書きをしてから文章をまとめるような行為であるが、twitterのどこでも簡単につぶやける、という行為が非常に下書きを容易にしているのと、そのつぶやきにもしかしたらレスポンスなどを期待できること、およびもし仮にブログへ記事をまとめなかったとしても、つぶやきとして関連情報が残ることからまた別の形で自分、もしくは誰かの役に立つ可能性がある点が違う。
ただし、注意点がある。この手法を実行する場合、ブログにする前の下書きをつぶやきで連投する関係上、非常に他人のTLを汚してしまうことになる。そのためブログにまとめる前の情報をつぶやくため専用のtwitterアカウントを取得して使用することをオススメする。また、そうなると複数アカウントを使用することになるため、それに対応したtwitterクライアントも使用しなければならない。参考までに自分の環境を列挙すれば、自分の普段のアカウントはk_bigwheel、記事にまとめる前の情報専用のアカウントはk_bigwheel_trur、そしてクライアントにはhootsuiteを使用している。