刑務所の夢

昨日九時に寝てしまったため今朝は五時前に一度起きてしまったのだが、そのせいか寝直したときの夢がいままでで最悪クラスの悪夢だった。
自分が成り行きで知り合いを助けてしまったため、とばっちりを食って刑務所に入れられるのだが、その刑務所がカイジの地下牢獄クラスに血も涙もないところで鉛筆一本千円とかしてしまう。おまけに友人の犯した罪が重かったため自分も十年以上は服役しなくてはならず、(しかも友人はまだ捕まってない!)周りはやばい奴らばかりとか言うもう死んだ方がマシレベルの地獄だった。
まあこの程度の悪夢ならいままで見たことがない、というわけでもないのだが、やばかったのが二度寝のためか半分夢であることに気づいてることで、最初は夢だという認識がはっきりしていてこちらも気楽な者なんだが、夢にしてはやけにリアルなぼったくり値段、おまけに知らないうちに刑務所内で借金をしてることになってる、などあまりの現実感にここが夢であると確信できなくなり、じゃあ俺は本当に捕まって何十年も服役しなくちゃならないのか・・・、って絶望した瞬間に目覚ましで目が覚めた。
目が覚めた直後は何で死ぬほどびびってるのか思い出せなかったのだが、歯を磨いてるうちに夢の内容を思い出し、同時にその時の恐怖も蘇ってきたのだが、この明晰夢の変形のような変な夢のことが頭から離れずバイト中もずっとぼんやりしてしまった。
仕事が終わってから刑務所の夢にどういう意味があるかググってみると、どうやら抑圧された環境で生活してるとそういった夢を見やすいようだ。確かに思い当たる点は二、三あり、なるほどと納得できた。まあ刑務所だから抑圧されてるというのはある程度ベタであり、昔もそう思ったから夢判断にも大した意味がないと考えていたのだが、意外なほど納得したので今後も記録をつけてみようと思った。