ubuntuでは、windowsと同様にホームフォルダでピクチャ,ドキュメント,ビデオなど勝手に日本語のフォルダが作られる。これが単なるフォルダならばいいのだが、残念なことに他のシステムから使用されるために単に削除するだけでOKというわけにはいかない。
- 自動的に作られた日本語のディレクトリを英語に変換する - 組み込みの人。
- Foamy Capriccio: Ubuntu 7.10の新機能を切る
- Yet Another Diary: Ubuntu 9.10で$HOME直下の日本語名ディレクトリを英語名に変更
この辺のページが参考になる。おそらく最善の方法は"LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update"を使って日本語名のフォルダを英語に変換することだと思われるが、私はそもそもPictureもVideoも必要ないのだ。よって直接~/.config/user-dirs.dirsを書き換えて次のようにする。
# This file is written by xdg-user-dirs-update # If you want to change or add directories, just edit the line you're # interested in. All local changes will be retained on the next run # Format is XDG_xxx_DIR="$HOME/yyy", where yyy is a shell-escaped # homedir-relative path, or XDG_xxx_DIR="/yyy", where /yyy is an # absolute path. No other format is supported. # XDG_DESKTOP_DIR="$HOME/Desktop" XDG_DOWNLOAD_DIR="$HOME/Desktop" XDG_TEMPLATES_DIR="$HOME/Desktop" XDG_PUBLICSHARE_DIR="$HOME/Desktop" XDG_DOCUMENTS_DIR="$HOME/Desktop" XDG_MUSIC_DIR="$HOME/Desktop" XDG_PICTURES_DIR="$HOME/Desktop" XDG_VIDEOS_DIR="$HOME/Desktop"
これでもしこの環境変数に依存するような形でソフトウェアを記述されていた場合、すべてDesktopに集約されることになる。私は基本的にほとんどDesktopを使っておらず、一つでもファイルが増えた場合すぐに気づくためこの方が都合がいい。こうすることでホームフォルダにほとんど使わないフォルダが存在することを回避できる。
ただ、この方法は直接設定ファイルを書き換えているのであまりお行儀が良くないかもしれない。同じ~/.configフォルダにuser-dirs.localeといういかにも関連してそうなファイルがあるため、場合によっては整合性が取れていないために問題が起こる可能性もある。行う場合はくれぐれも自己責任で。