トピークの自転車ポンプ「ジョーブロースポーツ」を修理した

最近また自転車に乗ろうと思って、ロードバイクを引っ張りだしてきていたんですが、数カ月前から空気入れが故障しているのを放置したままにしていたのを思い出しました。トピークのポンプは修理部品が豊富なので安価に修理できるとおもいきや、いくつかの自転車店に聞いても工賃や送料を含めれば新しく買うのと大して変わらないといいます。できればお店で修理してもらいたかったのですが、どこも対応を渋られるのでダメ元で自分で修理して、直せなかったら新しく買うことにしました。

故障の症状

空気を入れようと取っ手を下げても入らない、もしくは少しは入るもののどちらにしろ取っ手が反発して元の位置に戻ってしまう。

故障のきっかけ

確信はありませんが、朝急いでいた時に荒っぽく空気を入れたのが原因だと思います。

修理の手順

まずトピークの2つ口のヘッドはそのあたりから空気が漏れるとの話が多かったので一旦分解して再度組み立てるも症状は変わりませんでした。その後取っ手が押し戻される部分について検索してみるとチェッキングバルブ(チェックバルブ・逆流弁・逆流防止弁)と言われるポンプ内で空気の逆流を防ぐための弁が原因ではないかということがわかりました。

そこでメーターの真下方向にポツンとあるネジを回すとチェッキングバルブが出てきたので、それを見たのですが、先程のURL先の人のような劣化は見当たらず、特に交換する必要性を感じませんでした。ここで困ってしまったのですが、少しスプリングが縮んでいるような気がしたので手で軽く引き伸ばして再度入れたところ、今度は正常にポンプが動くようになりました。

故障の原因

おそらくチェッキングバルブの不具合。スプリングが縮みすぎていたか、もしくは内部でどこかに引っかかるなどしていた可能性が高い。

蛇足

チェッキングバルブが原因であるということには比較的早く気づいたのですが、そこからチェッキングバルブの位置を探すのに非常に苦労しました。トピークは修理部品は安く提供しているのに修理マニュアルやどの部品がどこにあるのかすらまったく公開していません。メーターまで分解してやっと先述のネジを回すとその先にチェッキングバルブが収まっていることに気づきました。