自宅サーバーのRAID1化が終了

する予定。たぶん後数分で。後々のために役に立ったページを記録しておく。
基本的に参考にしたページは次の二つで、他のページは適時本文中で挙げている。

使用したOSはdebian lenny(のarmel版?)なのだが、多くのページで説明されているfdiskが今では時代遅れらしく(MBRから置き換えられたGPTに対応していないため)、ほとんどの記述がfdiskでされている関係でまずどのコマンドを使用してパーティショニングをしていいかすらわからない状況から始まった。
たしかaptかなにかでインストールしようとしたときに、GPT用にはpartedを使え、見たいなメッセージが表示されたのでおとなしくpartedを実行してみたのだが、このコマンドはMBR用ではなく、ほぼ無制限に基本パーティションがつかえるGPT用のコマンドであるため、fdiskと同じことをpartedで行おうとしてもうまく行かなかった。

以前にも書いたが、検索途中でGPTでは拡張パーティションを用いる必要がないことに気付いたため、そこで拡張パーティションを用いる、というfdisk(MBR)方式の考えを捨て、普通にRAID用の基本パーティションを取ることにした。
で、次に問題となったのがRAIDパーティションをどう取るかということで、もっとも参考にしたRAIDのページであるこれにはどうやらパーティション作成時にRAID用だと指定できる、というようなことが書かれている。

これと同様にmkpart時にRAID指定をするのではないかと思ったのだが、helpを見てもraidに関連した記述がない。ここでも困ったのでググってみると、ずばりpartedのマニュアルにRAIDパーティションをどうやって作成するか書かれていた。

このページの7.2 Creating RAID or LVM partitionsを見てもらえばわかるが、どうやらパーティションを空で作成し、setコマンドによりraidフラグを立てればよいようだった。
ここまでできると後はほぼDebian etch で RAID1 構築のメモ - Schi Heil と叫ぶためにに従って行える。mdadmからデバイスを指定し、作成した仮想デバイスをフォーマットするだけである。この辺は以前暗号化パーティションなどを作成していた経験が役に立ち、非常にスムーズにできた。

疑問

いくつか疑問点が。
一つはパーティションのサイズで、現在多重化している二つのパーティションは微妙にサイズが違うのだが、この場合やはり最小のサイズに合わせられるのだろうか。
もう一つは読み出し時の方法で、どこかでsoftware RAID1の場合は両方のHDDから同時に違う場所を読み込むことでread速度を二倍にできる、と書いてあった気がするのだが、今のように特別な指定をしなくともそのように動くのだろうか。